四国バースディ切符の旅 (part1)


 今回は、11月24日の水曜日から11月27日の土曜日に行ってきました。

 その前に、皆さんは、この時の旅行記でのわたくしの文章を覚えているでしょうか?
今年になってからは、日記にも書いてあるように、仕事が忙しくなったために、去年とは違い、金銭的にも旅行が出来るようになったため、念願かなって、四国旅行が実現しました。
四国へ行くのは、約5年ぶりということになります。

 はてさて、久しぶりに訪れる四国、どのような旅となったのでしょうか? どうぞご覧下さい。



今回も、長編になっておりますので、一日ずつわけて読んでいただけると、良いと思います。

「2日目へ」    「3日目へ」



 まず、一日目(24〜25日)です。

最初の出発地は、名古屋の栄(さかえ)にあるオアシスバスターミナルです。
 今回は、22時40分発の夜行高速バスの「オリーブ高知号」に乗ってのスタートです。JR四国のバスでした。 早くも四国のムードが漂いますね。

 「え?なんでバスなの??」と言われてしまいますが、名古屋からですと、四国へ行くには、夜行列車というのは無く、夜行バスでしか早朝には、四国の地に着けないのです。
 バスの車内は、このように独立した3列シートとなっておりました。ただ、シート間隔が狭かったです。 真ん中には、サービスコーナーと、トイレがありました。
 飲料(紙パックのお茶とコーヒー)は飲み放題で、おしぼりも取り放題でした。

わたくし、夜行高速バスは初めてなので、運転士さんに「本当に飲料は無料ですか?」なんて何度も聞いてしまいました。
 この「オリーブ高知号」は、名古屋駅、大垣、坂出、高松、高知と停車していきます。

 途中、名古屋駅までは、わたくし一人で、貸切状態でした。平和でしたが、名古屋駅から、たくさん乗り込んで6〜7割くらいの乗車率となり、驚いてしまいました。
 さすがに四国の場合ですと、早朝に着こう!と考えると、夜行列車がないので、夜行バスが頼りです。 
 翌25日の木曜日、午前5時40分過ぎ、無事に坂出(さかいで)駅に到着しました。まだまだ外は暗いです。

ここで、約10人ほど下車したのは、驚きでした。 高松や高知で降りるものだと思っておりましたので・・・
 わたくしもここで下車します。
 改札口のほうも、まだ閑散としており、夜行バスで到着した乗客ばかりが待っておりました。

わたくしも、乗車する列車の時間がまだあったため、ある方のために・・・と、ここで切符を購入しました。
 坂出駅のホームへ来ました。
 ここから、いよいよ四国のバースディ切符の旅がスタートします。

 列車の接近メロディーがなんと「瀬戸の花嫁」で、四国ムードが一気に高まります。
 まず、トップバッターは、6時13分発の快速マリンライナー高松行きからです。

223系の2両編成でした。早朝の列車なので、グリーン車はついておりませんでした。
 車内は、転換クロスシートで、とても快適でした。 2両編成でしたが、混雑は無く、6割くらいの乗車率でした。
 6時30分、高松(たかまつ)駅に到着しました。
 この時間になって、やっと明るくなってきました。
 高徳(こうとく)線のホームには、普通の引田(ひけた)行きの列車がとまっておりました。
 JR四国群の車両たちです。 画像では遠めに見えますが、これだけ並んでいると、スタート台に立っている・・・というような感じがしますね。
 私が乗るのは、7時05分発の徳島行き特急「うずしお1号」です。

 N2000系の車両で、この車両は気動車で最高速130kmを出す車両です。
 バースディ切符は、グリーン車3日間乗り放題の切符なのですが、この列車ではグリーン車がないため、普通指定席を手配しました。
 普通車の座席でも、なかなか座り心地がよかったです。
 N2000系の運転台です。
 7時14分、屋島(やしま)駅に到着しました。
屋島といえば、日本史が得意な方なら、屋島の戦いと言えば、ご存知の方もいるでしょう。
 「うずしお1号」は、停車駅がかなり多く、まるで、快速列車のような感じです。

 志度(しど)駅あたりには、私鉄の琴電の線路が見えるようになりました。
 讃岐津田(さぬきつだ)駅の辺りに来ると、海が見えるようになってきました。
 7時37分、中間点である三本松(さんぼんまつ)駅に到着しました。
 列車は、最後の停車駅を過ぎ、吉野川を橋梁を渡ります。

まもなく終点の徳島です。
 8時13分、終点の徳島駅に到着しました。

ここで、荷物を預けて、再び、折り返しの8時21分発「うずしお4号」の自由席へ乗り込みました。
 わずか、2区間だけでしたので、自由席に乗りました。 混雑も無く、約10分ほど過ごしました。




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